2017年 12月 05日
後悔しても大丈夫
いつもありがとうございます。
占い師の司織です。
皆さんは後悔してること、ありますか?
私はあります。人間関係も恋愛もお仕事も…。過去に捉われては今を嘆く、ずっとそんな生き方をしてきたように思います。
特に大きな括りで後悔となっていたのは「仕事」。占いのお仕事をするまでは会社員をしておりましたが、様々な都合(主に自己都合でしたが)で短いスパンで転職をした時期があります。
トラウマを抱えるような環境や精神的に限界を迎えることもありました。
「あの時ああしていれば…」
「こんなつもりじゃなかったのに」
占いのお仕事をはじめてからも、過去を思い出しては悔やんだり、穴があったら入りたい衝動に駆られたりと負の感情に振り回されっぱなしでした。
その環境を離れたこと、離れざるを得なかったからこそ今があるのも事実です。占いのお仕事に行き着いたことは私にとって非常に意味があることで、このために苦労したのならそれでいいや、と割り切った時期もありました。
しかし、その時の「負の感情」をただの苦労話のままにしておいてはせっかくの苦い経験も活用の仕様がありません。ただ「辛かった」と自分の足を引っ張るだけです。
あの時の自分の何が悪かったのか?
はたまた本当に自分が悪かったのか?
私の考え方や思い方、捉え方がネガティヴではないか?
思い出した事を書き出して、自分なりに整理をしてみたり、当時を知る元同僚に話をしたり、セルフグループの仲間やカウンセラーさんに話して客観的なアドバイスを頂いたり、ひとつひとつ気持ちの「棚卸し」をしてみました。
時間は掛かりましたが、たまたま当時を知る元先輩や元同僚と直接話が出来たり、色んな人からアドバイスを頂いたりする中で、「あれは仕方なかったんだ」「あの時の結果はああだったけど、私は頑張ってたんだ」「見ていてくれた人もいたんだ」「あれが原因でうまくいかなかったから、今度からはこうしてみよう(こう考えるようにしよう)」と棚卸した負の思い出を埋め合わせることが出来ました。
しかし、あることでしこりが残って恨みを持ち続けた人と数年ぶりに対峙しましたが、どうしてもわかりあえない方もいました。だけどもうそれは、仕方がない。そういう人なんだ、その人の生き方や思い方と私の人生は別物なのだと知り、手放すことが出来ました。「人対人なのだから、絶対にいつか、どこかでわかりあえる」という自分の思い込みと驕り、幻想を自分にも他人にも課し過ぎたように思います。
そうやって、自分も許す、他人も許すことで、後悔が未来に繋がる原動力になっていきました。先取り不安や恐れが無くなり、先のことをワクワクと待ち、楽しむ気力も湧いてきました。
後悔先に立たず、
後悔してもいいと思います。
失敗してもいいと思います。
辛ければ逃げてもいいと思います。
私は実際逃げたこともあります。
そのことで後悔したこともありますが、
そこから得た気付きも今は大事な原動力です。
幸い、人はやり直せます。
気付き、卸し、埋め合わせる。
そのタイミングは、神のみぞ知るところですが、「自分と向き合う(=大切にする)」気持ちがあれば、必ずポジティブなエネルギーとして返ってきます。
大切な事は今の自分を生きるために、しっかり過去をケアしてあげることではないかと思います。
また気づきや思いをシェアさせてくださいね。
いつもありがとうございます。
司織